その1より続く!!!
小生が 『赦せないッ!』 とまで感じた瞬間の記憶を紐解いてみましょう。
モソモソ、ズルズル・・・『あ〜れ〜!御無体な〜』(紐を解く音・・・コレは帯か?(^_^;)
)
・・・・・・(-_-;)あ・・・キーワード見っけ!
『本物だ』
・・・でした。 コレだ。 小屋のスタッフさんとか、我々を凄く誉めて下さるお客さんが・・・その『赦せないッ!』BANDを評して『本物だ』って言ってたんですよう・・・(T_T)
そうそう、ソレソレ・・・そのコトバこそが、トチヤマをハルクに変身させてしまうキーワードだったみたいです。
さあて、ここまで引っ張ってようやく、小生の不快感の正体が見えて参りました。 その『赦せないBAND』を、『本物だ』と考えてる人達の存在にイラついてる自分に気が付いた!
BANDとか音楽に関して、『なんだかワカンナイけど好き』は当然在ってしかるべし・・・です。 それは恋愛と同じだもの。他者に説明し得る客観的な理由づけは要らない。(BAND側でも、『誰も支持してくれなくても、俺達はコレが好きなんだああああ〜ッ!』ってのは是非在って欲しいし、それでこそ!ってモンだよね(^_^;)
)
ですが・・・『なんだかワカンナイけど好き』はあくまで主観の表明です。
前回の推論4の如く、尊敬すべき大好きなBANDさんが、下らない(と小生が感じる)BANDと親しくなさってる際に、
1、『あ、あいつらね。なんだかわかんねえんだけど好きなんだよ。面白いし。』 とおっしゃる場合と
2、『いや、ヤツラはね、ホンモノだよ』 とおっしゃる場合では、
一見『評価している』点に於いて似て見えるのですが、小生の中では天文学的な開きが存在します。
『本物だ』って評価は、
『彼等は空前にして絶後の素晴らしいコトを演って居り、あまつさえ、彼等の良さを理解出来ないなんて人間は木石である。 いわんや彼等を許容出来ないと言う君などに至っては、音楽を演る資格も・・・語る権利すらないッ!』・・・とまで言われてたのと同義なぐらい、客観的、相対的なモンなんですよ、小生にとって・・・(-_-;)
『俺的には好き』ってのとは何万光年も隔たる、『絶対で普遍的な万民に通用する価値』みたいに感じるんですな、コレが・・・。(え〜っと、そこで『俺的には本物だと感じるんだケド?』って表現だとどうなのよ?な〜んて突っ込みは止めなさいね、だるま君(^_^;)
)
そのような突っ込みはいたしません(-_-;) by だるま
無論、いつぞや話題にした『あっち側のお客さん』とかが、幾ら『本物だ』を連発したって、んなモノ気に障ろうワケも無い。
やはり、『平素、我々のBANDを評価してくれてる人』が、あろうコトかその『小生的に、クソ下らない最低BAND』を『本物だ』と公言するコトによって 『赦せないッ!』 は発動する訳ですよ、あくまで。・・・ジェラシいぞ、とw。
では、ナンデそんな大矛盾(小生の中では・・・(^_^;)
ネ)が発生するのか?を考えて見ましょう。
我々を支持して下さる方々が、ナゼ、どう考えても我々的に『最低サイアクだ〜(T_T)』ってBANDを『本物だ』なんて言っちゃうのか、を考察開始。 モチロン、その方々の価値基準や判断能力自体を疑うコトは自分達のレゾン・デートルが根底から脅かされるので、回避せねばなるまいw んだって俺達のコトも誉めてくれてんだもん・・・(^_^;)
ご都合主義w(え〜と、『誉めてるコト自体が嘘だとは考えてみないのか?』って突っ込みも止めようネ、だるまさん(^_^;)
w)
そのような突っ込みもいたしません(-_-;) by だるま
前述の通り、『なんかスキ・・・』は千差万別の個人主観であり感情論なので、当然その存在を許容する。
問題は、なぜ到底お互い許容も理解も出来ないBAND同士が『本物だ』等という比較論、或いは客観や相対価値的評価基準に於いて、同じ俎上に登り得るのか?、を考えてみたい。(・・・たぶん、いや、絶対『お互い』。小生が『赦せないッ!』と感じるBANDさんが、ロザリを見聞きして気に入るってコトは有り得ない!断言!)(そこで、『トチヤマさんがホンモノ、って表現にこだわり過ぎてるだけなんじゃないの〜?』ってな突っ込みも止めてね、(^_^;)
だるま君w)
しつこいです(-_-メ) by だるま
きっと、小生の中でも未だこの『ナゼだ(T_T)・・・?』って感情には決定的な解決を見ていないと思うのだが、ひとつ、仮説として考えられるのは『外皮に対する評価と、そこまで到達して居るか否か』って問題なんじゃないのかナ・・・?ってコト。
一個のリンゴを思い浮かべて戴きたい。 多くのBANDは花も咲かず実も結ばず、苗木のまま消えて行く。
稀に、有利な環境条件(温室を使うとか・・・爆笑(^_^;)
)ないし、盲目的丹精込めた甲斐在って、芯の部分に蜜も含まず、家畜飼料用程度の価値しか無いとは言え、(・・・(-_-;)ヒドイね、どうもw)果実として正しく『結実した』リンゴが在ったとしよう。 例え、それなりに苦心惨憺し、リンゴとして世に出たとしましても、その種類や用途は、紅玉とかフジとか・・・初めから造花に付いたイミテーションなんてのもございまして(笑(^_^;)
)多岐に渡りマスがね。(
ちなみに、だるま姐さんの産地、岩手県二戸市金田一は座敷童のみならず超美味いリンゴの産地としても有名で、だるまも実に『リンゴ評論家』であるw)
・・・見事脱線!(>_<)そう、その『蜜も無く、家畜飼料用程度のリンゴ』こそが、『小生には許容も理解も出来ないのに評価されてるBAND』なのである。
そうだそうだ、そうに決まった!w (ちなみに、ベタ甘くてケーキに、ジュースにと用途も広く、万民向けで量産が利くのが『メジャーで売れてるリンゴ』ネ!w)
これは例え!・・・ね(^^ゞ ホントはケーキとかのお菓子作りに向いているりんごは『紅玉』のように酸っぱい品種なのです
by りんご評論家
『あんなモンはなあ、リンゴじゃねえだよ・・・芯が腐ってる。適度な酸味も歯応えも無く、甘いだけだ。ワックスまみれにして皮を綺麗に見せてるだけなんじゃよ・・・』って美味しんぼチックな見方をするのは、『昔ながらの頑固一徹なリンゴ農家の爺さん』だけなんですよね、結局の所。
実際、量販店に流通しているりんごに、ホントに美味しい物はなかなか無い!(>_<) by りんご評論家
それは、見識の高い低いでは無く、専門的な見方には違いないのだけれど、一般の価値基準に照らして、果たして必要な分析か?と考えると 『普通にリンゴを買ったり食べたりする消費者の立場からは問題にならない』視点からの分析なんだと思います。
一般消費者(お客さんとか、BAND屋以外の関係者)に取っては『リンゴはリンゴ、どっから見たってリンゴじゃん』が・・・『ホンモノだ!』って『評価』になっちまってるのではないか・・・・?と。
確かに、『リンゴとして結実』しただけで立派は立派ですよ。 苗木から育てて・・・幾らワックスまみれでも、『リンゴ』として観せるだけの外皮(表現手段ないし、或る種の見せ方としての完成)を手に入れてる訳ですから。
でも、例えばですぜ、旦那。 それを東京から来た無垢な孫娘(普段、『おじいちゃんのリンゴ美味しいね〜』と言ってくれるw)に、『え〜? あれもこれも同じリンゴじゃないの〜?』と言われてしまうと、『・・・アレはな・・・リンゴじゃないんじゃよ・・・』と寂しく呟いてしまうお爺さんなのでアリマシタ・・・(^_^;)
う〜む劇的に盛り上がったネ(・・・(-_-;)だから、だるまそんな眼で見るのヤメロって)
・・・・・・
だから・・・ 『赦せないBAND』 が 『ホンモノだ』 になっても仕方無いんですね〜(T_T)、きっと。
ですが、そこはそれ、やはり美味しんぼチックに
『僕の店でだけは、本当に美味しいアップルパイを出したいんです。お客さんに本物を味わって欲しい。 それには、お爺さんトコのリンゴでなきゃダメなんですよ!』
って若きシェフとか凄腕の板前さん・・・心在るグルメ雑誌記者嬢・・・(^_^;)
とかとの出逢いを求め、ロザリは音源を創り、来年も旅を続けて行くコトよなあ・・・。 (ヤタ!上手くまとまった・・・・・ダメか?(^_^;)
)
|